旅先での移動は、その土地の楽しみ方を大きく左右します。電車やバスで主要な観光スポットを巡るのも便利ですが、「ちょっと駅から離れた場所へ行きたい」「もっと自由に街を歩き回りたい」と思う瞬間は多いもの。そんな時に活躍するのが、シェアサイクルです。
今回は、横浜市内で展開されているシェアサイクル「baybike(ベイバイク)」を実際に利用し、街を自転車で巡った体験をお届けします。
旅の途中、街角にずらりと並んだ赤い自転車が目に留まりました。これが横浜市が導入しているシェアサイクル「baybike」です。アプリを使って簡単に借りられると知り、その場で利用を決意。旅の自由度を一気に高めてくれる存在でした。
シェアサイクルを利用するには、事前にアプリをダウンロードし会員登録を済ませる必要があります。
アプリでポート検索 近くの駐輪ポートを地図で探し、空き自転車を確認。
予約と解錠 アプリから予約後、現地でQRコードを読み取ると自動で鍵が解除されます。
利用開始 電動アシスト付きの自転車なので、坂道も軽やか。荷物が多くても安心して走れます。
ほんの数分で借りられ、すぐに走り出せる手軽さは大きな魅力です。
実際に走ってみると、電車やバスでは見過ごしてしまう景色にいくつも出会えました。
路地裏の小さなカフェ
地元の人々が集まる静かな公園
観光ガイドに載らない歴史ある建物
風を受けながら走る爽快感と、気になった場所で自由に止まれる気軽さ。これこそシェアサイクルの最大の醍醐味です。歩くには遠く、車では近すぎる距離感を埋めてくれる絶妙な存在でした。
シェアサイクルを快適に利用するために、いくつかのポイントがあります。
事前登録が必須 現地で思い立っても、アプリ登録を済ませていないとすぐに借りられません。旅行前に準備しておくのがおすすめです。
台数に限りあり 観光シーズンや休日は人気で台数が減ることも。早めに確保すると安心です。
返却ポートを確認 借りた場所に必ず返す必要はありませんが、返却ポートを事前に調べておくとスムーズです。
徒歩では時間がかかる距離でも、自転車ならあっという間。タクシーに比べてコストも抑えられ、環境にやさしいのも魅力です。特に横浜のように観光エリアが広がっている街では、自転車がちょうど良い移動手段になります。
今回の旅では、「駅から少し離れた場所へ行きたい」という場面でシェアサイクルが大活躍しました。赤レンガ倉庫から少し外れたカフェ、港町ならではの小さな散策路。どれもシェアサイクルがあったからこそ立ち寄れた場所です。
風を切りながら走る心地よさは、公共交通では味わえない体験。旅先の街を肌で感じたい方に心からおすすめしたい手段です。
神奈川・横浜で体験した「baybike」は、移動の不便を解消するだけでなく、旅の楽しみを何倍にも広げてくれる存在でした。
気になる場所に気軽に立ち寄れる
電動アシスト付きで坂道も快適
コストも手頃で環境にも優しい
これから神奈川を旅する方は、ぜひシェアサイクルを取り入れてみてください。新しい視点で街を楽しめる、特別な体験が待っています。