
まだ暗いうちに、湖畔の湯へ|丸駒温泉の朝から金沢への帰り道
布団から出るには、少し惜しい冷え込みでした。
それでも、まだ暗い6時すぎに目が覚めると、湯へ向かいたくなります。障子の向こうはうっすら藍色。こんな時間に温泉へ入れるのは、湖畔の宿に泊まったからこその楽しみでした。
2026年2月11日、北海道旅行の最終日。丸駒温泉で朝を迎え、支笏湖をもう一度眺めてから、金沢へ帰ります。
冷たい空気と湯の熱が、半分ずつ
外の雪景色は、まだ暗がりのなかにありました。前日は氷濤まつりを歩いてから、この丸駒温泉旅館へ。今朝は、旅の移動を始める前にひと風呂です。

露天風呂では、湯気の向こうに白く凍えた山がぼんやり見えました。肩までつかると、しんしんと冷えた空気と、足もとからのぼる湯の熱が、ちょうど半分ずつ体を包みます。
冷たさも温かさも、どちらもはっきり感じる朝でした。鳥の声一つしない湖畔で、聞こえるのは湯がこぼれる音だけ。秘湯と呼ばれる理由が、この静けさでよく分かります。
丸駒の天然露天風呂は、足もとから湯が湧くと宿の公式案内にもある温泉です。その湯に、帰る日の朝までつかることができました。
湯上がりの朝ごはんを、しっかり食べる
朝ごはんは、品数の多い和定食でした。炊きたてのごはんに、揚げたての春巻き、ふっくらした焼売。ハムやソーセージ、とろろも並びます。
写真を見ると、皿の上には葉野菜やミニトマトもあり、隣には汁物。少しずつ違うものを食べられる、にぎやかな朝の食卓です。
熱いごはんをかき込むと、冷えていた体に芯から火が入るようでした。湯で温まり、今度は食卓で温まる。旅先の朝は、この一膳がいちばんのごちそうに感じられます。
帰る前に、もう一度だけ支笏湖
チェックアウトのあと、支笏湖の会場へもう一度立ち寄りました。雪のなかに立つ看板には「2026 千歳・支笏湖 氷濤まつり」の文字。

昼の光のなかで見る湖畔は、夜とは違う澄んだ表情でした。凍てついた山と灰色の空。ここから離れる前に、もう一度目に焼きつけておきます。
前日の氷の造形も、朝の温泉も、この湖のそばで過ごした時間でした。最後に景色を眺め、支笏湖をあとにします。
大阪を経て、金沢駅の鼓門へ
新千歳からANAで大阪へ。そこから北陸鉄道のバス「BLUELINER」に乗り継ぎ、金沢を目指しました。
移動は長くても、車窓と乗り継ぎの一つ一つが、旅の余韻をゆっくり冷ましてくれるようです。湖畔の朝から始まった時間が、少しずつ帰り道へ変わっていきます。
夕方、金沢駅に降り立つころには、外はもう薄暗くなっていました。鼓門の下で、ようやく「帰ってきた」とひと息。

札幌の雪と氷、支笏湖の青い水。三日間の景色を思いながら、帰り着いた駅で、長い移動を終えました。
丸駒温泉に泊まる前の計画メモ
支笏湖の観光と丸駒温泉での一泊を組み合わせるなら、宿までの移動と食事つきプランを先に確認しておくと予定を立てやすくなります。本文の食事や客室は訪問時の体験です。
- 新千歳空港からの移動
宿の公式案内では、新千歳空港から車で約42km・約60分(平日日中の目安)。冬の旅行では道路状況を確認し、移動に余裕を持たせておきたいところです。
丸駒温泉旅館のアクセス案内- 路線バスと予約制の送迎
公共交通で向かう場合は、新千歳空港から北海道中央バスで支笏湖バスターミナルへ。そこから宿までは予約制の送迎バスで約20分と案内されています。宿泊を決めたら、送迎の時刻と予約方法を宿に確認してください。
公式のバス・送迎案内- 夕食・朝食は予約するプランで確認
この旅行では夕食に小鍋、翌朝に和定食をいただきました。食事の内容や提供方法は訪問時と変わることがあるため、予約画面で夕食・朝食の有無と内容を確認して選ぶのがよさそうです。
- 氷濤まつりと組み合わせる場合
本文は2026年の氷濤まつりを訪れたときの記録です。次の旅行では開催日と時間を確認し、会場から宿への移動手段も合わせて決めておきましょう。
丸駒温泉旅館の公式サイト
予約先・公式情報を確認する
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- 丸駒温泉旅館の宿泊プランを楽天トラベルで確認する
宿泊日・人数・食事条件を指定して、料金と空室を確認できます。
- 丸駒温泉旅館の公式サイトで予約・送迎を確認する
公共交通で向かう場合は、送迎の予約も合わせて確認してください。
情報確認日:。料金・運行・予約条件は各公式サイトで最新情報をご確認ください。