
青緑の水に、足が止まる|支笏湖氷濤まつりと丸駒温泉の夜
白い雪の岸にはさまれて、水面だけが青緑に見えました。
支笏湖から流れ出す千歳川。真冬なのに凍らずに澄んだ水を眺めていると、寒さを忘れて、しばらく立ち止まってしまいます。氷の祭りを見に来た日に、流れている水の色にも目を奪われました。
2026年2月10日、北海道旅行の二日目は千歳から支笏湖へ。湖畔の「氷濤まつり」を歩き、夜は丸駒温泉旅館に泊まります。
千歳の雪の街から、支笏湖へ
朝の千歳は気持ちよく晴れていました。除雪された雪が歩道の脇にうずたかく積もり、通りの両側が白く縁取られています。

そこから車で山あいへ、小一時間。木立の間を抜けると、支笏湖がぽっかりと開けました。
湖畔に出ると、赤い山線鉄橋の向こうに、雪をかぶった恵庭岳がどんと構えています。白い岸、湖の水、奥の山。到着しただけで、もう絵になる場所でした。
氷の塔を見上げ、ドームをくぐる
氷濤まつりの会場に入ると、見上げるほどの氷のオブジェがいくつも並んでいました。支笏湖の水を吹き付けて、少しずつ凍らせてつくるという氷塔です。
表面にはつららが重なり、氷の内側から青や緑の光がにじみます。離れて見ると大きな塔なのに、近づくと細かいつららの一つ一つが目に入ってきました。

人がくぐれる大きな氷のドームもあります。青や緑のライトに照らされた内側は、深い森の奥へ迷い込んだよう。触れた氷はぴりっと冷たいのに、見ているとどこか温かく感じられる、不思議な造形でした。
前夜の札幌では雪像と街の灯りを見ました。この日は湖畔まで来て、その水と寒さからつくられた氷の間を歩きます。
千歳川の源流で、青緑の水を眺める
会場から少し歩いたところで、千歳川の源流を見ました。支笏湖から流れ出した水が、雪の岸の間を進んでいます。

「支笏湖ブルー」と呼ばれる色。雪の白さと並ぶと、川面の青緑がいっそうよく分かりました。吸い込まれそうな色に、また足が止まります。
氷を見て歩いてきたばかりなのに、ここでは水が凍らず流れている。その澄んだ流れを、寒さも忘れて眺めました。
丸駒温泉の和室と、湯気の上がる小鍋
日が傾いたら、今夜の宿「丸駒温泉旅館」へ。日本秘湯を守る会の宿として知られる、湖畔の一軒です。
和室に通されると、障子越しのやわらかな光と、畳の匂い。布団が二組のべられていて、それを見ただけで体がほどけていきました。

夕食では、小鍋がことこと煮えています。ねぎ、白菜、しめじ、かぼちゃに、ふっくらした鶏。目の前で湯気を立てる鍋をいただきました。

露天風呂にも入り、冷えをほどきます。宿の公式案内では、天然露天風呂は足もとから湯が湧く温泉と紹介されています。氷の間を歩いた一日の終わりに、湖のほとりで湯につかる夜でした。
丸駒温泉に泊まる前の計画メモ
支笏湖の観光と丸駒温泉での一泊を組み合わせるなら、宿までの移動と食事つきプランを先に確認しておくと予定を立てやすくなります。本文の食事や客室は訪問時の体験です。
- 新千歳空港からの移動
宿の公式案内では、新千歳空港から車で約42km・約60分(平日日中の目安)。冬の旅行では道路状況を確認し、移動に余裕を持たせておきたいところです。
丸駒温泉旅館のアクセス案内- 路線バスと予約制の送迎
公共交通で向かう場合は、新千歳空港から北海道中央バスで支笏湖バスターミナルへ。そこから宿までは予約制の送迎バスで約20分と案内されています。宿泊を決めたら、送迎の時刻と予約方法を宿に確認してください。
公式のバス・送迎案内- 夕食・朝食は予約するプランで確認
この旅行では夕食に小鍋、翌朝に和定食をいただきました。食事の内容や提供方法は訪問時と変わることがあるため、予約画面で夕食・朝食の有無と内容を確認して選ぶのがよさそうです。
- 氷濤まつりと組み合わせる場合
本文は2026年の氷濤まつりを訪れたときの記録です。次の旅行では開催日と時間を確認し、会場から宿への移動手段も合わせて決めておきましょう。
丸駒温泉旅館の公式サイト
予約先・公式情報を確認する
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- 丸駒温泉旅館の宿泊プランを楽天トラベルで確認する
宿泊日・人数・食事条件を指定して、料金と空室を確認できます。
- 丸駒温泉旅館の公式サイトで予約・送迎を確認する
公共交通で向かう場合は、送迎の予約も合わせて確認してください。
情報確認日:。料金・運行・予約条件は各公式サイトで最新情報をご確認ください。




