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雪の山代温泉で、茶筅を振る|つららの通りと青いカフェのカレー

雪の山代温泉で、茶筅を振る|つららの通りと青いカフェのカレー

観光スポット石川県2026/2/15

動画を見ながら、思いきって茶筅を振ってみます。

冷えた指先で、自分の抹茶を点てる。雪の温泉街を歩いたあと、旅館の畳の上で過ごした、ちょっとした楽しみでした。うまく泡立った一杯を手にすると、気軽な体験でもうれしくなります。

2026年2月8日、金沢から車で南へおよそ40分。加賀の山代温泉に、冬の日帰りさんぽへ出かけました。

つららの下がる通りを、ゆっくり歩く

迎えてくれたのは、雪をかぶった温泉街でした。通り沿いの生垣には、透き通ったつららがびっしり。細いつららの列が、雪の縁から下がっています。

街灯や古い商家も雪化粧していました。車の通りが少なく、雪を踏む、きゅっという音がよく響きます。通りを歩く速さまで、ゆっくりになるような静けさでした。

つららの下がる雪の山代温泉の通り
つららの下がる雪の山代温泉の通り

山代温泉は、約1300年前の開湯が伝わる古湯です。九谷焼や北大路魯山人との縁もある街で、温泉観光協会の紹介からも、その長い歴史がうかがえます。

この日は、歴史を読むより先に、目の前の雪景色を眺めていました。レトロな商店の看板がぽつぽつと見え、湯けむりの匂いもほんのり漂います。歩くだけで、心がほどけていきました。

旅館の畳で、自分の一杯を点てる

立ち寄った旅館には、セルフで抹茶を点てられる場所がありました。畳の和室に鉄釜と茶道具が置かれ、釜では湯がしゅんしゅんと沸いています。

置いてある動画を見ながら茶筅を振ると、抹茶の表面にきめ細かな泡ができました。手順を見て、自分でもやってみる。その気軽さが、肩肘張らずに楽しめてよかったところです。

旅館の和室で点てるセルフのお抹茶
旅館の和室で点てるセルフのお抹茶

ほろ苦い抹茶が、冷えた指先まで温めてくれました。好きな場所でいただけるので、和室でひと休み。雪の通りから畳の上へ移ると、落ち着いて一杯を味わえます。

青い板壁のカフェで、温かいカレー

温泉街の一角で、青い板壁のカフェにも入りました。雪をかぶった入口には、丸い「OPEN」の看板と、ストライプのオーニング。

白い雪のなかで、青い壁がよく目に入りました。そこだけ絵本のようなかわいらしさがあって、入口を写真に残します。

雪をかぶった青い板壁のカフェの入口
雪をかぶった青い板壁のカフェの入口

いただいたのは、じっくり煮込んだスパイスカレーです。香りがふわっと立ち、ほろりと崩れる鶏肉と、まろやかな卵がのっていました。

ディルを散らしたごはんと福神漬けも添えられて、皿の上にはいくつもの色。雪景色のなかを歩いてきた体に、スパイスの熱がじんわりしみわたります。

カフェでいただいた煮込みのスパイスカレー
カフェでいただいた煮込みのスパイスカレー

前日は金沢市内で食をめぐり、この日は加賀の温泉街へ。冬のさんぽの最後にいただいたのは、青いカフェの、あたたかいカレーでした。

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この旅行の連載 · 全2回
  1. Day 1
  2. Day 2

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