
金沢2日目は、レンタカーを借りて海沿いを北へ走った一日。
ホテルの朝ごはんから、白い砂浜の渚、そして富山・氷見の寿司まで。日本海の海岸線をのんびりたどりました。
運転席の窓いっぱいに広がる夏の青を、たっぷり浴びた一日です。
まずは宿泊した「ホテル金沢」で、朝食ビュッフェから。
窓の外には金沢の朝の光。今日は一日、車で海を目指すと決めていました。
五穀米に、加賀野菜のみずみずしいサラダ、出汁のきいた小鉢、とろりとした茶碗蒸し。和の小皿がずらりと並びます。
焼き魚や煮物、彩りの漬物まで、少しずつ全部のせたら、お盆はすっかり賑やかになりました。
箸袋には金色のロゴ。抹茶のドリンクで喉を潤すと、体がしゃんと目を覚まします。
しっかり食べて、いざ海へ。
車を北へ走らせると、ほどなく日本海の海岸線に出ます。
海沿いの道は信号も少なく、ただ青い水平線に向かってまっすぐ伸びていきます。
かほく市のあたりで車を停めると、目の前にはどこまでも続く白い砂浜。
打ち寄せる波は澄んだ水色で、足元の砂はさらさら。潮の香りと、寄せては返す波の音だけが響きます。
砂浜に降りると人影はまばらで、自分の足あとだけが波打ち際にぽつぽつと続きました。
夏空の下、海と砂浜のコントラストがあまりに気持ちよくて、しばらく時間を忘れて眺めていました。
海岸線をさらに走って、足をのばしたのは富山県の氷見。
富山湾に面した氷見は、新鮮な魚で知られる港町です。
のれんをくぐって、握りをいくつか。桜の絵柄の皿にのって出てきたのは、つやつやと脂ののったブリでした。
店内は活気があって、握りが次々と運ばれてきます。
わさびのつんとした香りと、しゃりのほどよい温かさ。新鮮なネタの甘みを、いっそう引き立てます。
ひと口で、口の中にとろけるような甘みと旨みが広がります。海岸線をはるばる走ってきた甲斐がありました。
白い砂浜から氷見の寿司まで、日本海の海岸線をまるごと味わった金沢2日目。
車で巡ったからこそ出会えた、地元の海の景色と味でした。次に北陸を訪れる人の、寄り道の参考になればうれしいです。