
渡月橋から、川面へ目線を下ろす|嵐山の屋形船と京都のごはん
橋の上から眺めた川を、今度は屋形船から見ます。
目線が水面に近づくと、対岸の緑もぐっと近くなりました。2026年5月30日、初夏の京都。朝のスパイスカレーで始まった一日は、嵐山の川、西院のカフェ、そして錦・河原町の夕食へと続きます。
SPICE GATEで、朝からカレー
最初に向かったのは、烏丸・錦エリアの「SPICE GATE」です。白い暖簾の奥には、アンティークのガラスケースと、和紙のような質感の壁。工業系のランプも、店の雰囲気によく合っていました。
京都の町家を今らしく仕立てた、静かでかっこいい一室です。

朝食は、魚介の出汁がきいたスパイスカレー、1,380円。バスマティライスに、出汁とスパイスがじんわり重なります。
店内を眺めているうちに運ばれてきた一皿で、眠っていた体が、ひと口でしゃきっと目を覚ましました。朝からカレーを食べる楽しみを、京都で味わいます。

渡月橋で足を止めて、屋形船へ
食後は電車を乗り継ぎ、嵐山へ向かいました。渡月橋の上から見下ろす桂川は、新緑の山を映し、白い早瀬を立てています。思わず足が止まる気持ちよさでした。
そこから屋形船へ。利用額は2,000円です。橋の上にいたときより、水と同じくらいの高さへ目線が下がると、対岸の緑が近づいてきます。
川辺のテラスでは、水色や若草色の薄い布がふわりと揺れていました。青もみじ越しに光が差し、初夏らしい色が川沿いに広がります。

橋から川を眺める時間と、川の上から岸を見る時間。嵐山では、歩くだけでは見られない高さからも景色を楽しめました。
西院の39s Caféで、歩いた足を休める
午後は少し中心部へ戻り、西院の「39s Café」に入りました。
木のオーバル皿にのったのは、こんがり炙ったレモンメレンゲタルト。ほろ苦い抹茶ラテと一緒にいただきます。利用額は1,133円でした。

棚には、コーヒー豆の瓶やハンドミル。観光地の喧騒から一歩外れ、地元の人がふらっと立ち寄るような空気がありました。
席について甘味と飲み物をいただくと、歩き疲れた足がすっとほどけていきます。川辺で過ごしたあと、町のカフェで休む午後です。
炭炉まんの牛肉で、一日を閉じる
日が暮れて、錦・河原町エリアの「炭炉まん」へ。八角の黒い器に、炭火でこんがり焼いた牛肉がのってきました。
粒マスタードのソースに、香ばしい舞茸と、なめらかなマッシュポテト。白髪ねぎと赤かぶが彩りを添えています。夕食の利用額は10,648円でした。

夜は炭火の香りと牛肉を楽しみ、食べて歩いた一日を締めくくりました。翌日は伏見稲荷へ。この日は、初夏の川風と、食卓の香りが残る京都でした。
※本文の金額は、2026年5月30日の訪問時のものです。




