
沖縄3日目は、本島を南から北へ縦断する一日です。
中部の海沿いでつまみ食い、恩納村で名物そば、名護でパイナップル、そして北部・本部の海洋博公園へ。走った分だけ、食も景色も盛りだくさんでした。
那覇を出て、レンタカーで北上スタート。中部の海沿いで車を止め、売店のシーフードをつまみます。
プラスチックのトレーにのっていたのは、ホタテとムール貝のチーズ焼き。とろけたチーズと磯の香り、貝のうまみがぎゅっと詰まって、ドライブの景気づけにぴったりでした(¥600)。
お昼は、恩納村にある人気店「なかむらそば」へ。券売機で食券を買って、テラス席で待ちます。
いちばん人気のアーサそばは、磯の香りいっぱい。スープいちめんにアーサ(あおさ)が広がり、その下からつるりとした麺、とろとろに煮込まれた三枚肉、かまぼこが顔を出します(¥1,000)。
ひと口すすると、あおさの磯の風味と、あっさりした出汁が体にしみわたりました。コーヒーで休憩して、さらに北へ。
名護まで来たら、ナゴパイナップルパークへ。南国フルーツのテーマパークです。
園内でいちばん見とれたのが、温室の蘭園。胡蝶蘭がいくつも垂れ下がり、ビカクシダの葉が天井から伸びるなか、青いシーサーの口から水がちょろちょろと流れていました(入園¥1,200ほか)。
むせ返るような緑と花の香り。沖縄の濃い植生を、ぎゅっと凝縮したような空間でした。
そして本島北部・本部町の海洋博公園へ。美ら海水族館を擁する、広大な海沿いの公園です。
高台から見渡すと、青い海の向こうに、てっぺんがとがった伊江島がぽっかり浮かんでいます。手前にはイルカのプール、その先にはエメラルドビーチ。沖縄でいちばん見たかった景色のひとつです。
エメラルドビーチまで降りると、遠浅の海はどこまでも透きとおっていて、白い砂と青い海のコントラストに、しばらく足が止まりました。
日が暮れたら那覇へ戻り、夜は海鮮の店で打ち上げ。
氷の上にずらりと並んだ生牡蠣を、レモンをきゅっと搾っていただきます。ぷりっとした身と磯の潮の香りが口いっぱいに広がって、走りまわった一日の締めにぴったりでした。
南から北まで、沖縄本島を縦断した3日目。海も山も食も、まるごと味わう取材になりました。翌日は那覇から北陸へ、夏の沖縄をあとにします。