
窓側の席から、夏の沖縄へ|小松から那覇・国際通りまで
窓側の席をとっておいて正解だったな、と、思わずにやけました。
翼の下には、もくもくと盛り上がる入道雲。その隙間から青い海がのぞいています。北陸から夏の沖縄へ向かう初日は、飛行機の窓の外を見ている時間から、もう旅が始まっていました。
2025年7月4日。小松を発ち、那覇の街へ。海を越えた先で待っていたのは、湿った熱気と、夕方になってもにぎやかな国際通りでした。
雲海を越えて、小松から那覇へ
金沢駅前からバスで小松空港へ向かい、チェックインと保安検査を済ませます。搭乗したのはJTA、日本トランスオーシャン航空の便。那覇までは約2時間半です。
機内でひと眠りするにもよさそうな長さですが、離陸してしばらくすると、窓の下に真っ白な雲海が広がりました。

雲は平らな一枚ではなく、あちこちでもくもくと立ち上がっています。その切れ間には海の青。本州を離れ、沖縄へ近づいていることが、窓の高さから実感できました。
到着までの移動も、こんな景色を眺められるなら楽しみの一つです。雲と海を見ているうちに、南へ来たんだなという気持ちが少しずつ強くなっていきました。
国際通りで、南の島の空気に包まれる
那覇空港のターミナルを出た瞬間、むわっと湿った熱気に包まれました。日差しも強く、肌を刺すようです。北陸とはまるで違う空気に、降り立ったことを実感します。
荷物を置き、国際通りへ向かいました。歩道には大きなシーサーの石像。みやげ物店にステーキ店、アイス屋、宝くじ売り場と、通り沿いの店を目で追いながら歩きます。
夕方になっても人通りは絶えません。スーツケースを引く旅行者、Tシャツ姿の地元の人、海外からの観光客。いろいろな人が行き交い、通りのあちこちからは三線の音色が聞こえてきました。
着いたばかりの街を、身軽になって歩く。店先のにぎわいも音も、旅の気分を高めてくれます。
最初の夜は、沖縄料理と泡盛で
宿は国際通りにほど近いアパホテル。チェックインして荷ほどきを済ませたら、夜は街なかの沖縄料理店へ出かけました。
島らっきょうの塩漬け、こってりしたゴーヤーチャンプルー。北陸から運んできた荷物を置いて、今度は沖縄の味に箸を伸ばします。泡盛はロックで。地のものを囲んで、旅の始まりに乾杯しました。
翌日からはレンタカーで本島を巡ります。那覇の街歩きから、南部のニライカナイ橋へ、その先には北部の美ら海も待っています。
まずは那覇の夜を、沖縄料理とともに。空港を出たときの熱気も、通りに流れる三線の音も、南の島へ来たばかりの高揚感につながっていました。



