
沖縄2日目は、那覇の街なかから南部の海沿いへ。
やちむんの歴史にふれて、絶景の橋を見下ろし、海を眺めながら甘い氷で涼む。食と景色を一日でつないだ、欲ばりな南部めぐりです。
朝の国際通りを歩いて、お昼は「がちまやー」へ。
運ばれてきたのは、白いお皿に「沖縄カレー がちまやー」と筆文字が躍る一皿。タコミートとチーズ、とろりとした温泉卵をのせたタコライス仕立てで、大根のシャキシャキサラダが添えられています(¥1,200)。
スパイスの効いたミートと、まろやかな卵。沖縄らしい一皿で、午後への燃料を補給しました。
腹ごしらえのあとは、国際通りから歩いてすぐの壺屋やちむん通りへ。お目当ては那覇市立の壺屋焼物博物館です。
館内に入ると、赤瓦をのせた沖縄の古民家がまるごと再現されていて、薄暗がりのなかに厨子甕(じーしがーみ)が静かに並んでいます。
ひときわ目を引いたのが、この大きな古いシーサー。全身にうずまき模様が彫り込まれ、目をむいて牙をのぞかせる迫力です。焼物の島・沖縄の歴史が、ぎゅっと詰まった一体でした。
屋上に出ると、足元には赤瓦の屋根、その向こうに那覇の街並みが広がります。やちむんの里らしい眺めでした。
午後はレンタカーで南城市へ。坂道を上った高台から見下ろすのが、大きくカーブを描くニライカナイ橋です。
緑の谷をまたいでゆるやかに弧を描く橋の先には、どこまでも青い太平洋。「ニライカナイ」とは海の彼方の理想郷を指す言葉で、その名にふさわしい、吸い込まれそうな眺めでした。
橋を渡って、知念岬のほうへ。海を見渡すテラス席のあるお店で、ひんやり涼みます。
いただいたのは、沖縄のかき氷「ぜんざい」。黒糖で炊いた金時豆の上にふわふわの氷が山盛りで、目の前には水平線が広がります(¥500)。火照った体に、黒糖のやさしい甘さがしみました。
夜は那覇に戻って、名物の沖縄ステーキと、軽くバーで一杯。夜まで沖縄を味わい尽くした一日です。
那覇のやちむん、南部の絶景、海辺の甘味まで。沖縄の南部を食と景色で巡った2日目でした。翌日はいよいよ北部へ、美ら海をめざして島を縦断します。